日本と北朝鮮の関係をどうしていくかという問題があるであろう。今の北朝鮮は危険と言えるだろう。実際問題、日本や韓国が素晴らしい国かどうかはおいておいても、日本と北朝鮮なら日本に住みたいし、韓国と北朝鮮なら韓国に住みたいと思う人が多いのではなかろうか。
戦時中に日本が朝鮮半島で行ったと言われている問題行為、その内容があったかなかったかということも議論されることがあるであろうが、仮に問題行為があったということで謝罪や金銭を渡すにしても、今の北朝鮮政府に渡すのはまずいであろう。仮に被害があって被害を受けた人に直接謝罪するとか金銭を渡すのならまだしも、今の北朝鮮政府は自国民を弾圧していてひどい政府と言えるであろう。仮に今の北朝鮮政府に金銭を渡しても人々に行き渡るとは限らず、仮に謝罪したとしても外交戦略に使われるだけかもしれず、自国民のためを思っている政権ではないから仮に問題行為があっても被害者への謝罪にはならない。
これは戦争とは全く別のことで、仮に北朝鮮の貧しい人のために支援といっても、その支援金を北朝鮮政府に渡しても本当に支援したい人に行き届くかという問題があることも同時に考えてみると良いであろう。
あるないは別として、仮にアメリカ合衆国が原爆を落としたことの謝罪でも見舞いでも日本政府に金銭を渡しても、仮にそれが無関係の工事に使われて被害者に渡らなければ意味がないのと似ているであろう。(これはあくまでも仮にの話です。)
仮に問題があるのなら、本当に向き合うべき相手が誰かということである。
東アジアが良い方向に向かうことを願う。
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