例えばある法案Aがあるとする。賛成の議員もいるかもしれないし反対の議員もいるかもしれない。与党の案で可決するであろうものでも、賛成の議員の中でも、有力者についていくために本当は反対だけど黙って賛成したり、ちょっと修正がいるとかいって自分の存在をアピールしてみたり、自分の案が取り入れられたと成果を作ってみたり、本当は賛成だけど政権が気に入らないからわざと反対してみたり、賛成だけど反対とか修正とかもっと議論が必要と主張して何か別件で自分の意見と聞かせようという考えがあったり、個人的な好き嫌いとか嫉妬とかそんなのが法案への態度に表れたり、そういうことがあるかもしれない。与党の中でも、大方の方向性は同じだけれどある部分がちょっと違うとかそういうことが大きな溝を生んだりするのかもしれない。野党だってあるとうのなかで、方向性はほぼ同じでもちょっと違うところがあるというそこの部分が大きな溝を作ったりすることがあるかもしれない。同じような主張をしている党でも一つの党として一緒にやっていくことができないことがあるかもしれない。自分の考え方だけでなく、様々な要素がからみ、法案への態度になって表れるのかもしれない。
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