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社会問題研究所

社会現象の考察。政治、経済、科学、文化など。  このサイトはリンクフリーです。

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労働条件はどうなる

労働条件はどうやって決まるのだろうか。そもそも、労働条件としてこれこれのことを守らなければならないと雇用主に義務付ける内容には、選挙で選ばれた政治家が関わっている。派遣社員制度にしても、長時間労働にしても、低賃金にしても、政治がそこには関わっている。
 雇用主サイドの人間は、自分たちに都合が良いことをすばらしい意見のようにして述べることがあるかもしれない。また、従業員として雇われている人でも、雇用主サイドに都合が良いことを述べるのが仕事となっている場合もあるかもしれない。大学の教員といっても、雇用主サイドにたって意見を述べるというそのような性格の登場人物として存在する人もいるかもしれない。
 労働者が自分たちの労働条件を良くしようと思ったら、労働者同士のつぶし合いではなく、労働者全体の労働条件向上を目指すべきであろう。今後日本の労働条件はどのようになっていくのであろうかと思う。過労死した人にとっては、過労死した人を犠牲とした経済発展なんてあったって仕方ないことではなかろうか。
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高校野球ー甲子園

高校野球の甲子園での試合がなぜ注目されるのであろう。野球以外にもスポーツはある。高校生がやっている部活動なんて野球以外にもたくさんある。甲子園の試合といっても、高校生の一部活動にすぎない。
 なぜ注目されるかといえば、理由の一つがマスコミがとりあげるからである。興味がない人がいても構わないのだが、マスコミがとりあげると世の中の大きな出来事とか注目されている出来事のように見えてしまう面があるのであろう。
 別に高校野球に興味があることを否定したりはしない。ただ、高校野球に興味を持たせるような社会システムができあがっているのだということは指摘しておきたい。
 趣味は人それぞれだ。人それぞれ楽しみがあるであろう。

医者について

国公立大学の医学部医学科に入るのは難しいとされている。受験しようとしている人に医者としての適正がとかいうことをいう人もいるかもしれない。しかし、その適正評価というのはあくまでもその人の一意見である。一方でテストで高い得点をとると、優れているという評価をする人もいるであろう。学校にしろ学習塾にしろ自分たちが実施しているテストあるいは目標としているテストで良い点数を獲得すれば、そりゃあ優れているという評価をすることは十分考えられる。
 では、医学部医学科へ入った人に関しての評価はどうかというと、難しい試験に合格してすごいですねえという人もいれば、医師としての適正がということを言う人もいるであろう。医師としての適正といってもそれはそのひとの一意見であろう。
 そして、医者のことをすごいと言う人もいるであろう。一方で、自分が患者になって満足のいく結果が得られないと批判する人もいるであろう。
 さて、医学部医学科を目指していて点数が高い人をすごいと言ったり、医学部医学科の学生をすごいと言ったり、医師をすごいと言っていた人が、いざ自分の医療で満足がえられないと批判するのは、その人自身のこれまでの考え方に対する自己否定になるであろう。
 そうかといってあの人は医師としての適正がないと言っているのも、そのひとの一意見にすぎない。
 こんなことが日本社会で起こっているのではなかろうか。

歴史をみてみると仲間割れの争いが

歴史をよくみてみると、権力外のものからみると権力者の仲間同士の戦いが結構あるのではないかと思う。
 応仁の乱なんか、一般の人からみると、権力を持っているもの同士が仲間割れして争い、戦国時代に突入していったそんなものであろう。モンゴルに関係してでてくるハイドゥの乱だって、一般の人からみるとグループ内の問題ではなかろうか。
 では、現代日本ではどうであろうか。一般の人からみると、同じグループに分類される者同士が意見が違ったりしている例ってあるのではなかろうか。意見が違うふりをしている演技かもしれないが。
 歴史って似たようなことが起こっているのかもしれない。

出版物の将来

出版物の将来を考えてみようと思う。辞書は残っているのではないかと思う。とはいっても、インターネットで検索できるので、売れる部数は減っているかもしれない。伝統的な本で一度読んで終わりではなく、持っておきたい本も売れるのではなかろうか。受験参考書とかある分野の教科書とか専門書とかある分野をやっている人がそれに関係する本で持っていたいものとかは、売れるのではなかろうか。今話題のベストセラーでしばらくたったら忘れられるような本も、今見たいという意味で売れるのではなかろうか。
 しかし、ちょっと調べたいとかそういうたぐいの話であれば、インターネットで検索してしまえばそれですむことである。
 本全体の売り上げは減るであろう。

意見

自分が評価すれば、評価した対象の社会での影響力・価値が上がる。どう評価するかは基本的に自分次第。 個人の力が弱いのは、経済的基盤が原因の一つ。良い店や、小さな店で買い、そこへお金が流れるようにすれば、社会が良くなったり、個人の経済的基盤が強くなって各個人の力が強くなるであろう。

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