威力業務妨害容疑でドローンに関連して逮捕された少年がいる。この件に関しては、安全性や倫理的な問題とは切り離して、法律的に違法かどうかということを司法はきっちりと審査する必要がある。確かに、危険な行為だからやめて欲しいという一般人の思いはもっともな感性であろう。しかし、逮捕ということになると、法律違反行為が存在することが必要であり、倫理的にとか感情的なもので逮捕してはならない。
今回の逮捕が違法行為が存在しての逮捕に該当するのか否かは分からない。今回の事件の全体を知っているわけではなく、分からない部分がある。しかしである、逮捕するなら違法行為がないと逮捕してはならないという主張は強調したい。感情的に問題行為だから逮捕ということなのか、法律違反で逮捕ということなのか、分からない部分があり、その点に関してははっきりさせる必要があるであろう。この件に関しては、弁護士が違法かどうかをしっかりと審査し、しっかりとした弁護活動をおこなうことが望まれる。
三社祭でドローンを飛ばすと予告して警備強化をさせたなどの事実があったとして(ドローンを飛ばすと予告したという事実の有無を確認する必要があるかもしれない)、それが違法行為かどうか内容に関しては審査する必要がある。三社祭でドローンを飛ばすこと自体が違法かどうか、私はどうか知りませんが仮に三社祭でドローンを飛ばすこと自体違法でないなら、それに加えて私はどうか知りませんが仮にドローンを飛ばすと言ったらやめてくれと言う話になり警備強化になったというところまでなら違法と言えるかどうか、これはよく審査する必要があるのではなかろうか。ドローンをもっていたからといって私はどうか知りませんがある場所で持っていること自体が違法で仮にないなら警察が入っていってよいか否かという問題も考える必要があるのではなかろうか。逮捕には違法行為が必要であろうし、法律上問題ない行為に警察が入っていってよいかということは考えておく必要があるであろう。
もちろん、違法かどうかに関わらず、危ないから警察が入ってきてくれて安全を守ってくれたという意見の人もいるであろうし、自分が危険な目にあえば、守ってくれたと思うかもしれない。しかし、法律上警察が入ることができることかどうかははっきりさせる必要があり、守られなければならないことであろう。
ここからの話もどうなのか事実関係が分からないで書く部分があるのだが、インターネットを使って情報発信していたということであるから、警察が逮捕する前に、インターネットの管理をしているところが、このような行為をして情報発信をするのを禁止するような措置をとることができなかったのか、この点は議論すべきであろう。
(この文章の中で事実がどうか分からないとしている部分に関してはどこかに書いてあるとありがたいのだが。)